ALL IN ONE 液浸AIサーバシステム

電力コスト削減、低PUEの実現へ ─

従来の空冷システムでは対応しきれない課題に対し、画期的なソリューションになる「液浸冷却システム」です。

サーバを直接、非導電性液体に浸すことで、空冷では到達し得ない圧倒的な冷却効率を実現します。

AIサーバ/液浸水槽/冷却液/チラー等 すべてセットしてご提供

保守サービスも完備 ─ すぐにシステムを稼働することが可能

高効率

冷媒循環用ポンプの最大消費は0.75kw/h。ⅿPUE1.03を実現

熱対策

30℃の冷水供給で40kW(空冷ラックおよそ1 0 本分)の熱搬送(冷却)が可能

自由度

二重床を必須とせず搭載機器の音、熱を遮断するのでオフィス、倉庫等場所を選ばずに構築可能

冷却のしくみ

─ 強制対流方式の油冷液浸装置 ─

液槽ラック

サーバー等の機器を収納する冷却液が満たされたラック

CDU

冷却システムを コントロールするユニット

冷却装置

冷却塔/チラー/ハイブリットチラー/ドライクーラーなど

使用冷却液 ElectroSafe® Plus

比重 0.83 15.6 ℃
比熱 2.217 KJ / Kg-℃
熱伝導率 1.37g-cal / hr-cm2-[℃/cm] 23.9℃

液浸化することのメリット

省電力化

サーバ内のCPUFANやPSUFANを全て取り除く、もしくは無効化することにより、サーバ自体の電力消費を10~20%削減します。

パフォーマンス向上

CPU高負荷運転時の温度を空冷時よりも低く保つことができるので高負荷状態での継続稼働が可能となる。

サーバコンポーネントの故障率低下

空冷運用時の3大サーバ故障要因を全て排除

FANの振動による故障

全て取り除いているために振動が発生しない

ホットスポットによる故障

液に浸すことで均等冷却を行うため、ホットスポットが発生しにくい

埃付着によるショート

基板表面が油膜保護されており埃、塵の付着影響は皆無

運用時消費電力比較

液浸装置が必要とする電力は、ポンプおよび制御PCです。
PUEは1.02~1.04という驚異的な値になります。
床荷重(700kg /㎡ ~) 冷却塔もしくはチラーの接続といった条件が整えば、これまでマシンルームにしか設置することの出来なかった設備があらゆる場所に設置できます。

大規模構築例

「CAPEX(キャペックス)」「OPEX(オペックス)」の大幅低減が可能

小規模構築例

冷却効率の高さを活かし何処にでも設置が出来る

キャリア5G/ローカル5G

スマートファクトリ、遠隔医療などのエッジコンピューティング

システム仕様

液浸冷却装置

ラック寸法 W1200×H1455×1169㎜
ラックU数 24U
CDU数 1(一体型)
質量 約985kg(冷却液含む)
漏液対策 コンテインメントデッキ
設置環境温度 5~40℃
熱交換器処理能力 供給水温12.8℃時:60kw
供給冷水温度30~35℃:40kw
使用可能水温 3℃~ 60℃
使用許容水流量 85 ~ 360lpm
接続配管径 50A
ポンプ最大消費電力 0.75kw
ポンプ電源仕様 三相200V15A
制御PC用電源仕様 単相100V15A

サーバ部

CPUAMD EPYC™ 9005 Series Processors
AMD EPYC™ 9004 Series Processors
デュアルプロセッサー, cTDP up to 500W
ソケット2 x LGA 6096
Socket SP5
メモリ

24 x DIMM slots
DDR5 memory supported
12-Channel memory per processor

AMD EPYC™ 9005:
RDIMM: Up to 6400 MT/s

AMD EPYC™ 9004:
RDIMM: Up to 4800 MT/s

LAN1 x 10/100/1000 Mbps Management LAN
ビデオIntegrated in ASPEED® AST2600
– 1 x Mini-DP
ストレージ

Bottom hot-swap:
8 x 3.5″/2.5″ Gen5 NVMe/SATA/SAS-4 [1]
4 x 3.5″/2.5″ SATA/SAS-4 [1]
– (4 x NVMe from CPU_0, 4 x NVMe from CPU_1)
– (6 x SATA via CRS2810 from CPU_0)
– (6 x SATA via CRS2810 from CPU_1)

Internal M.2:
1 x M.2 (2280/22110), PCIe Gen3 x4, from CPU_0, occupied for SATA
1 x M.2 (2280), PCIe Gen3 x4, from CPU_1, occupied for SATA

電源Dual 2700W 80 PLUS Titanium redundant power supply

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